複数書店での販売について

今年は1月に、このホームページ内にブログのコーナーを開設したのですが、年の前半にいくつか記事を追加しただけで放置状態……(汗)。年の瀬になってようやく更新です。

2013年2月下旬から、Kindleダイレクトパブリッシングを利用した電子書籍の刊行をはじめましたが、今年は2月末からiBooks Store、3月半ばからKobo(楽天ブックス)、4月末からはGoogle Playからも販売をはじめました。いずれも、いわゆる「セルフ・バブリッシング」ができるシステムを利用したものです。つい先日、日本国内での「楽天Koboライティングライフ」が始まりましたが、3月の時点ではもちろん国内でのサービスはまだなかったので、カナダのKobo Writing Lifeを利用していました。

KDP以外へ展開すると、より多くの方に見ていただける機会が増えます。一方でKDPでのロイヤルティは2分の1になります。減ったロイヤルティ分(プラスKindleオーナーライブラリーの貸出による分配金の分)以上の売上を他の書店で上げることができれば、売上的には複数書店への展開は成功といえるでしょう。

4書店全てで販売している書籍で、最近4か月ほどのデータを元にして比べると、Kindleストアと他3書店合計がダウンロード数でほぼ1:1、売上金額では1:1.75という結果になっています。セレクトを外すことでKDPのロイヤルティが最も低くなる(35%)ため、ダウンロード数が同じでも売上金額では3書店合計の方がかなり高くなりました。なお一つ一つの書店で比べると、ダウンロード数と売上金額が最も多いのはKindleストアです。

よりたくさんの方々に見ていただけるよう、来年はさらに別の書店へも配信しようと動いています。販売が開始されたらお知らせしようと思います。